• 公開日時:
  • 更新日時:

ブリティッシュショートヘアの性格と飼い方|相性の良い人・注意点まで解説!

この記事は広告を含みます。
詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

目次
    この記事を書いた人
    丸山瑞季
    SEO対策を行なった記事作成が得意。犬と猫、どちらの記事も対応可能。
    (マルチーズ×キャバリア/男の子)(キンカロー/男の子)

    まん丸の顔に、ベルベットのような手触りの被毛、そして穏やかな佇まいが魅力の「ブリティッシュショートヘア」。

    『不思議の国のアリス』に登場するチェシャ猫のモデルとしても有名で、これから家族として迎え入れたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

    その愛らしい見た目とは裏腹に、賢く自立した一面も持ち合わせています。

    今回は、ブリティッシュショートヘアの性格や、一緒に暮らす上で気をつけたいポイント、さらに相性の良い人まで、その魅力を深く掘り下げていきます。

    ブリティッシュショートヘアの性格的な特徴

    ブリティッシュショートヘアの性格的な特徴

    「ブリショー」の愛称でも親しまれている、ブリティッシュショートヘア。

    ここでは、その主な性格についてご紹介します。

    穏やかで落ち着いている

    ブリティッシュショートヘアの最大の特徴は、その穏やかな気質です。

    一見クールに見えますが、無関心というわけではなく、静かな空間を好む傾向にあるのです。

    家の中で激しく走り回ったり、活発に壁をよじ登ったりする行動はあまり見られません。

    家族がくつろいでいるときも、少し離れた距離で静かに横になっていたり、窓辺で外を眺めていたりすることが多いです。

    甘えん坊だけど自立心がある

    ブリティッシュショートヘアは、家族への愛情は深いものの、過度なスキンシップを常に求めるタイプではありません。

    お互いに適度な距離感を保つことを好む傾向があります。

    自分から膝に乗ってくることは少ないものの、飼い主さんが近くにいることで安心感を得たり、同じ部屋で静かに過ごすことを喜びます。

    適切な距離感を保ちながら、信頼関係をゆっくりと育んでいける猫種です。

    賢く物覚えが良い

    穏やかな性格に加え、ブリティッシュショートヘアは非常に賢く、物覚えが良いことでも知られています。

    トイレや爪とぎの場所をすぐに覚え、一度教えれば同じ失敗を繰り返すことはほとんどありません。

    人の言葉や感情をよく理解する能力も高く、いたずらをすることも少ないため、初めて猫を飼う方でも安心して迎えやすいでしょう。

    クールでマイペース

    ブリティッシュショートヘアは、積極的に遊びに誘ってくることは少なく、自分のペースを大切にするクールな一面を持っています。

    おもちゃを目の前に出しても、気が向かなければ無反応なこともありますが、「遊びたくない」というわけでもないようです。

    気まぐれで遊んでくれることもあるので、まさに猫らしいマイペースな性格といえるでしょう。

    性格から見るブリティッシュショートヘアの飼い方と注意点

    性格から見るブリティッシュショートヘアの飼い方と注意点

    愛猫の性格や特徴を深く知ることは、お互いに快適に暮らす上で大切なことです。

    この章では、ブリティッシュショートヘアと暮らす上で特に注意したいポイントについて解説します。

    肥満に注意して健康管理を

    ブリティッシュショートヘアは、落ち着いた性格から運動量が少ない傾向にあり、さらに食べることが好きなため太りやすい猫種として知られています。

    肥満は糖尿病や心臓病などの病気を引き起こすリスクを高めるので、日々の健康管理が大切です。

    食事は決められた量を守り、おもちゃを使って遊びに誘うなど、積極的に体を動かしてあげましょう。

    特に7歳を過ぎる頃からは体重が増えやすくなるので、定期的に体重をチェックし、適正体重を維持することが大切です。

    運動を促す環境として、安全性の高い幅広のキャットステップ『ねこステップ』や、キャットウォークとしてもハウスとしても使える『六角ハウス』などを設置して、家の中で無理なく上下運動ができるようにしてあげるのも良い方法です。

    ▼おすすめ商品はこちら
    ねこステップ(DAIKEN株式会社)
    MYZOO『六角ハウス』(長彩株式会社)

    静かで落ち着いた環境を整える

    多くのブリティッシュショートヘアは、騒がしい場所や大きな音が苦手です。

    常に家族が賑やかに過ごしている場所よりも、静かで落ち着いた環境を好む傾向にあります。

    そのため、猫が安心して過ごせる静かなスペースや、一人になれる隠れ場所を用意してあげることが大切です。

    窓から外を眺められる場所や、柔らかい毛布を敷いたケージなど、猫がリラックスできるお気に入りの場所を作ってあげましょう。

    無理なスキンシップは避ける

    ブリティッシュショートヘアは、過度なスキンシップを嫌がる傾向があります。

    ベタベタと触られたり、長時間抱っこされたりすることは苦手です。

    自ら寄ってきたときに優しく撫でるなど、猫のペースに合わせてあげましょう。

    飼い主さんとの間に適度な距離感を求める一方で、近くにいるだけで安心できるタイプの子が多いです。

    甘えてきたときにはその気持ちに応えてあげつつ、嫌がる素振りを見せたらすぐに解放してあげることを心がけましょう。

    高い場所に上るのが苦手

    がっしりとした体格のブリティッシュショートヘアは、高い場所へのジャンプが得意ではありません。

    無理にジャンプしようとすると、足腰に負担がかかりケガの原因になることも。

    高い場所に上りたがる様子が見られる場合は、ステップやスロープを設置して、安全に上り下りできるように工夫してあげましょう。

    低い段差のキャットタワーを選んだり、家具の配置を工夫したりすることも有効です。

    ブリティッシュショートヘアの見た目の特徴

    ブリティッシュショートヘアの見た目の特徴

    ブリティッシュショートヘアの猫らしい気質もさることながら、その愛らしい見た目も多くの人を惹きつけています。

    ここでは、ブリティッシュショートヘアの見た目の特徴についてご紹介していきます。

    丸顔と短い鼻、がっしりした体格

    ブリティッシュショートヘアの最大の特徴は、筋肉質で丸みを帯びた体格です。

    全体的にどっしりとしていて、しっかりとした骨格を持っています。

    顔も特徴的で、丸く大きな目に短い鼻、そしてふっくらとした頬が愛らしさを引き立てています。

    まるで「ぬいぐるみ」のような見た目は多くの人に強い印象を与え、見る人の心を掴む魅力的なポイントです。

    短い毛でもお手入れは大切

    ブリティッシュショートヘアの被毛は短く、密集して生えています。

    柔らかく滑らかな手触りが特徴で、まるで上質なベルベットのようです。

    一見、手入れが楽そうに思えますが、実は定期的なブラッシングが欠かせません。

    抜け毛が多いため、ブラッシングを怠ると毛玉を飲み込んでしまう可能性があり、健康を損なう原因にもなりかねないのです。

    多岐にわたる毛色の種類

    ブリティッシュショートヘアと聞いて多くの人が思い浮かべるのは、単色のグレー、通称「ブリティッシュブルー」かもしれません。

    しかし、ブリティッシュショートヘアの毛色は実に多様で、さまざまなカラーバリエーションが存在します。

    ブルーの他にも、クリーム・ホワイト・ブラック・レッド・縞模様のタビー・2色以上の毛色を持つバイカラーなど、豊富な種類が魅力です。

    毛色によって性格に大きな違いはないとされていますので、好みの色を選べる楽しみがあります。

    ブリティッシュショートヘアと相性が良いのはこんな人

    ブリティッシュショートヘアと相性が良いのはこんな人

    ここからは、どのようなライフスタイルや価値観を持つ人がブリティッシュショートヘアと特に相性が良いのか、具体的に見ていきましょう。

    落ち着いた生活を好む人

    ブリティッシュショートヘアは、その穏やかな気質から、静かに過ごすことを好む猫です。

    そのため、毎日激しく遊んだり、常に賑やかな環境で過ごすことを求める人よりも、ゆったりとした時間を大切にしたいと考える方に向いています。

    愛猫のペースに合わせて、静かで落ち着いた毎日を送りたい方にとっては、最高のパートナーとなるでしょう。

    留守がちな家庭や共働き世帯

    自立心が高く、単独で過ごすことを苦にしないブリティッシュショートヘアは、留守がちな家庭や共働きのご家庭にも適しています。

    飼い主さんが家を空けている間も、ストレスを溜めにくい傾向があるのです。

    ただし、長時間一人にさせる場合は、猫が安全に過ごせるよう危険なものを片付けたり、快適な隠れ場所を用意したりするなどの配慮をしてあげましょう。

    猫との距離感を尊重できる人

    ブリティッシュショートヘアは、過度なスキンシップを嫌う傾向があります。

    無理に抱っこしたりベタベタと構ったりするよりも、猫が自ら甘えに来たときにだけ優しく寄り添うような接し方ができる人に向いています。

    猫との程よい距離感を楽しみ、お互いの時間を尊重できる関係を築きたい方にとっては、理想的な存在となるでしょう。

    多頭飼いを考えている人

    ブリティッシュショートヘアは、他の猫や犬とも協調性を持って接することができます。

    新しい環境や家族にも比較的早く慣れるため、すでに先住猫や先住犬がいるご家庭でも馴染みやすいでしょう。

    ただし、どの猫にも個性があるため、新しい家族を迎え入れる際には、時間をかけてゆっくりと関係を築いてあげることが大切です。

    ブリティッシュショートヘアの飼育に向かない人

    ブリティッシュショートヘアの飼育に向かない人

    猫にも人間と同じように、それぞれ個性や向き不向きがあります。

    ここでは、ブリティッシュショートヘアの特性から見て、相性が合わない可能性がある人の特徴を解説します。

    常にベタベタ構いたい人

    ブリティッシュショートヘアは、飼い主さんのそばで静かに過ごすことは好きでも、長時間抱っこされたり無理に触られたりすることは苦手です。

    性格を理解していないと、「なつかない」と不満に感じてしまうことも。

    「常に猫を撫でていたい」「ベタベタと甘えられたい」と考える方には、少し物足りなく感じてしまうかもしれません。

    賑やかな家庭や小さな子どもがいる環境

    ブリティッシュショートヘアは、大きな音や騒がしい雰囲気が苦手なため、常に賑やかな家庭や小さな子どもが走り回るような環境は、ストレスの原因になりやすいです。

    「猫が安心して過ごせる静かな場所を確保する」「子どもに猫との接し方を教え、猫のペースを尊重する」といった配慮が必要です。

    ブリティッシュショートヘアの健康管理で注意すべきこと

    ブリティッシュショートヘアの健康管理で注意すべきこと

    ブリティッシュショートヘアとの暮らしを、より長く健やかなものにするためには、日々の健康管理が欠かせません。

    ここでは、健康を維持するために気をつけたい点について解説します。

    肥満対策

    ブリティッシュショートヘアは、運動量が少なく、食欲が旺盛な傾向があるため、太りやすい猫種です。

    肥満になると、糖尿病や関節炎などの病気のリスクが高まるため、適切な体重管理が重要になります。

    獣医師と相談しながら、年齢や体質に合わせた食事量と、おもちゃを使った適度な運動を心がけましょう。

    遺伝性疾患

    ブリティッシュショートヘアの中には、遺伝性の病気にかかってしまう子も存在します。

    特に注意すべきは、心臓の筋肉が厚くなる「肥大型心筋症(HCM)」や、腎臓に嚢胞ができる「多発性嚢胞腎(PKD)」です。

    こうした病気は、初期には症状が出にくいことがあるため、子猫の頃から定期的に健康診断を受け、早期発見に努めることが大切です。

    皮膚・被毛のケア

    ブリティッシュショートヘアの短い被毛は、密集して生えているため抜け毛が多いのが特徴です。

    放っておくと、猫が毛づくろいの際に大量の毛を飲み込んでしまい、消化器系のトラブルにつながる可能性があります。

    そのため、毎日丁寧にブラッシングを行い、抜け毛を取り除いてあげましょう。

    また、高性能な空気清浄機光除菌フィルター搭載の空気清浄機などを活用して、常に清潔な空気を保つことも良いでしょう。

    ▼おすすめ商品はこちら
    プリマヴェーラサークルPRO( 株式会社アルシステム)
    空気清浄機「ブルーデオ S201型」(株式会社マスクフジコー)

    ブリティッシュショートヘアの性格を理解して、穏やかな毎日を送ろう

    ブリティッシュショートヘアは、その愛らしい見た目だけでなく、穏やかで自立した性格が大きな魅力です。

    猫との程よい距離感を楽しみ、静かで落ち着いた毎日を好む方にとって、最高のパートナーとなってくれるでしょう。

    お互いの個性とライフスタイルを尊重し、最適な環境を整えてあげることで、きっと猫もあなたも幸せな暮らしを送ることができます。

    この記事を書いたペットとの暮らしの専門家
    丸山瑞季
    SEO対策を行なった記事作成が得意。犬と猫、どちらの記事も対応可能。
    (マルチーズ×キャバリア/男の子)(キンカロー/男の子)